キャッシングやカードローンでお金を借りるとき、どうしても気になってしまうのが「利息」ですよね。
金融業者でお金を借りる場合、利息を支払うことは利用者としてのルールです。でも、できれば「利息が少ない方がいい!」と思うのも、利用者のみなさんの心の声ではないでしょうか。
ここではそんなみなさんのために、銀行や消費者金融などの利息の違いについて詳しく解説していきたいと思います。
銀行のカードローンと消費者金融のキャッシングの利息に違いはあるのでしょうか?各業者の金利を比較しながらチェックしてみましょう!
まずはキャッシングの基本から見ていくことにしましょう。キャッシングの「利息」とは一体どのようなものなのでしょうか?
利息に関する基礎知識と、利息によって起きやすいキャッシングトラブルについてもしっかり理解しておきましょう。
キャッシングサービスはタダで利用できるものではなく、必ず利息を支払わなければなりません。利用者としての義務となっています。
利息のもとになるのは「金利(利率)」というもので、パーセンテージで表されます。
「実質年率18%」「金利20%」などという表示がこの金利です。
そして、みなさんがキャッシング会社で借りた金額と金利によって計算されたものが利息となります。
たとえ同じ金利であっても、キャッシングで借りた金額に差がある場合は、利息にも差が出てくるので、低金利であっても借入金額には十分注意しておきましょう。
ここで利息が高くなりやすいケースについて例を挙げてみましょう。
また、高金利のサービスを利用した場合は、借入金額が少なくても利息は高くなりやすいので気をつけておきましょう。
こうした利息の負担は、様々なキャッシングトラブルを引き起こす要因になるので、トラブルを起こさないようにする心がけも必要です。
利息が高くなることによって起きやすいトラブルとしては、
以上のような例が挙げられます。
利息の負担がかかればかかるほど、こうしたトラブルは引き起こりやすくなりますので、利息が膨らみすぎないよう注意しながら借入しましょう。
では、ここからは銀行と消費者金融の利息の違いについて見ていきたいと思います。
まずは銀行のカードローンを利用した借入について解説していきましょう。
銀行のカードローンにはどのような特徴があるのでしょうか?銀行カードローン2社の例も交えながらご紹介していきたいと思います。
銀行カードローンの大きな特徴として挙げられるのは、やはり「低金利で借りやすい」というポイントですね。
銀行のカードローンは全体的に金利が低く、そのため借入金額に問題がなければ、利息の負担が大きくなる恐れはありません。
初めてキャッシングをするというみなさんにも、低金利の銀行カードローンはおすすめです。
そこで2社の銀行カードローンの特徴を例として見ておくことにしましょう。1社目は「三菱東京UFJ銀行カードローン」です。
三菱東京UFJ銀行カードローンは「バンクイック」という商品名です。テレビCMなどでもよく見掛けますよね。バンクイックは即日振込も可能なので、急ぎのみなさんにもおすすめなサービスです。
早速バンクイックの貸付条件を見てみましょう。
限度額 | 借入利率 | 年齢制限 |
---|---|---|
10万円以上500万円以内 | 4.6%〜14.6% | 満20歳以上65歳未満 |
バンクイックでは、限度額によって借入利率も異なってきます。以下の表をご参考ください。
400万円〜500万円 | 300万円〜400万円 | 200万円〜300万円 |
---|---|---|
4.6%〜6.1% | 6.1%〜7.1% | 7.1%〜9.6% |
カードローンの限度額が高くなるほど、金利が低めになっているのが分かりますね。限度額がさらに少なくなると、以下のように金利はどんどん上がっていきます。
100万円〜200万円 | 10万円〜100万円 |
---|---|
9.6%〜12.6% | 12.6%〜14.6% |
限度額が高くなるほど金利は低くなる、限度額が低くなるほど金利は高くなる、というのがカードローンやキャッシングのポイントです。
全体的には低金利なカードローンですが、いくら低金利でも借りれば借りただけ返さなければなりません。借り過ぎには十分注意しておきましょうね。
2社目にご紹介するのは「イオン銀行カードローン」の例です。
イオン銀行のカードローンは「カードローンBIG」という商品名です。こちらも早速貸付条件をチェックしておきましょう。
極度額 | 借入利率 | 年齢制限 |
---|---|---|
30万円以上800万円以内 | 3.8%〜13.8% | 満20歳以上65歳未満 |
イオン銀行カードローンBIGの金利は、バンクイックに比べてもさらに低くなっていますね。
さらに極度額によって利率にも変化があるので、こちらもチェックしておきましょう。
700万円、800万円 | 400万円、500万円、600万円 | 300万円 |
---|---|---|
3.8% | 4.8% | 7.8% |
カードローンBIGもバンクイックと同様、借入金額が高くなるほど低金利、借入金額が低くなるほど高金利となっています。
100万円、200万円 | 30万円〜90万円 |
---|---|
8.8% | 13.8% |
どちらも同じ銀行カードローンですが、金利や限度額(極度額)には差があるので、同じ金額を借りるとしても、利息には違いが表れてきます。
できるだけ利息を抑えたいのであれば、全体的に金利が低めのカードローンを選ぶようにしましょう。
では、続いて消費者金融の利息について見ていきましょう。銀行と消費者金融の利息にはどのような違いがあるのでしょうか?
こちらも2社の消費者金融を例に、一般的な消費者金融のキャッシング金利について解説していきたいと思います。
まず銀行との最大の違いは、消費者金融のキャッシングは全体的に高金利設定であるというポイントです。
金利が高いので、結果的に利息も高くなりやすいというのが消費者金融キャッシングの特徴ですね。
ただし、銀行に比べると審査に通りやすいというメリットもあります。
「利息が高くなっても急ぎで借入したい!」というみなさんには消費者金融のキャッシングはおすすめですね。
今回キャッシングサービスの例としてご紹介するのは、消費者金融の「アコム」です。
アコムは大手消費者金融として有名なサービスですね。来店不要で即日融資ができるなど、今すぐにお金が必要な場合にぴったりのキャッシングです。
アコムにはクレジットカードもありますが、ここではキャッシング専用のアコムカードを例として挙げておきます。
以下がアコムの貸付条件です。銀行のケースと比較してみましょう。
融資額 | 借入利率 | 年齢制限 |
---|---|---|
1万円〜800万円まで | 3.0%~18.0% | 20歳以上の安定した収入がある方 |
銀行の場合と比べると、金利にもそして融資額にも違いが見られますね。
消費者金融の金利は銀行よりも平均が高めなので、その分だけ利息も高くなるという傾向が強くなります。
また、アコムの場合も融資額によって金利が変わってきますので、こちらの表もチェックしてみてください。
100万円〜800万円 | 30万円超〜100万円未満 | 1万円〜30万円 |
---|---|---|
3.0%〜15.00% | 3.0%〜18.00% | 3.0%〜18.00% |
たとえば、アコムのキャッシングで30万円を借りる場合と、イオン銀行カードローンで30万円を借りる場合とでは、金利には差が出てきますよね。
この金利の差が利息の差にもつながるので、利息をできるだけ減らしたいのであれば、消費者金融よりも銀行のカードローンを選ぶことをおすすめします。
つまり、30日間は利息がゼロでキャッシングできるというわけです。利息が気になる場合は、このようなサービスも上手く活用してみるといいでしょう。
次にご紹介するのは「モビット」です。モビットも大手消費者金融として有名な業者なのですが、他の大手消費者金融に比べて大きなメリットがあります。
早速モビットの貸付条件を見ていくことにしましょう。
限度額 | 借入利率 | 年齢制限 |
---|---|---|
1万円〜800万円 | 3.0%〜18.0% | 満20歳以上69歳以下 |
銀行カードローンなどでは珍しくない金額ですが、消費者金融として見ると高額の限度額になっていることがモビットの大きなメリットと言えるでしょう。
また限度額に合わせて下限金利が低くなっていること、69歳まで借入ができることなどもメリットとしてチェックしておきましょう。
以上のように、銀行と消費者金融とでは金利に差があります。そして結果的に利息にも差が表れてくるので、キャッシングをする際には利息の変化に十分注意しておきましょう。
さらにキャッシングの金利は「変動金利」となっていますので、その都度チェックしておくことも忘れないようにしましょう。
安全にキャッシングをするためにも、利息の変化に注意を払って借入をしてくださいね。
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