困った時にはお金を借りたい!そう思うのは当然のことです。でも、借りる時には必ず審査があるもの。申し込んでからすぐに行われる審査では、思った以上にチェックされる項目があるものです。
もしあなたが今、お金を必要としているのなら、まずは基本事項をチェックしてみましょう。必要な書類は?保険証(保健証)でも身分証明になるの?
細かい疑問も解消し、審査に落ちないように万全の準備をしておきましょう。
お金を借りる方法は様々なものがありますが、目的によって借り方が変わってきます。個人の小規模な借金であれば、以下のようなものが考えられるでしょう。
ショッピングクレジットは、信販会社が主に取り扱っている融資方法です。手元に直接お金が来ることはありませんが、ショッピング代金を立て替えてもらい、信販会社に返済していくという方法ですね。
今の時代、ショッピングクレジットよりもキャッシングやカードローンに重点を置いている個人が増えています。銀行や消費者金融で手軽に現金が借りられるようになったのも、人気を集める大きな理由のひとつでしょう。
銀行で個人が現金を主体としてお金を借りるのは、大抵はカードローンと呼ばれる商品として提供されます。住宅ローンやカーローンなどとは違い、特定の物品のためのローンではなく、あくまで現金をやり取りするという形態ですね。
項目 | 内容 |
---|---|
形態 | カードローン |
申し込み条件 | 各銀行により様々 基本は満18歳~60代、収入等必要 |
審査 | 時間がかかる 厳しい |
金利 | 低い |
銀行系のカードローンは、このような特徴が見受けられます。申し込み資格の年齢は様々で、中には20歳以上でなければいけないカードローンも存在します。銀行によって裁量が可能ですので、目的のカードローン商品があったら先にチェックしておきたいですね。
審査に時間がかかるのは、銀行系の最大の特徴と言えるでしょう。利用者の個人情報をかなり細かくチェックし、お金を貸していいかどうかの判断を慎重に下しています。急いでお金を用意したい人にはちょっと困ってしまう時間かもしれません。
金利が低いことがメリットと思う人もいるでしょうし、審査に時間がかかることをデメリットと感じる人もいるでしょう。どちらを優先するかはあなた次第です。
銀行系カードローンと並んで人気を博しているのが、消費者金融のキャッシングです。キャッシングもショッピングクレジットとは違い、ATMを通じて、現金を手元に持つというお金のやり取りを主体としています。
項目 | 内容 |
---|---|
形態 | キャッシング |
申し込み条件 | 各消費者金融により様々 基本は満20歳~60代、収入等必要 |
審査 | 速い(即日融資可能) 最低限のチェック |
金利 | 高い |
はっきり言ってしまえば、審査が速かったり、(大手なら)全国の専用ATM・提携ATMで24時間便利に利用できる分、金利が高くなってしまうという一面があるのが消費者金融です。
また、専用ATM・提携ATMは、借入だけのものではありません。返済も可能であることがほとんどです。24時間借入と返済ができるのは、消費者金融ならではの利便性の高さだと言えます。
何事も素早く、無駄のないキャッシングをしたい人であれば、消費者金融系の融資が向いていると言えるでしょう。
銀行系でも消費者金融でも、どちらに申し込むにしても、絶対に必要な書類があります。この書類を揃えなければ、申し込みをすることができません。申し込んだとしても書類不備で落とされてしまいますので、きちんと準備しておきたいですね。
お金を借りる時、この2点が絶対に必要であることは間違いありません。どちらも準備をすることがそれほど難しいことでもありませんので、それほど心配することはないでしょう。
身分証明書は当然ですが、消費者金融では、特に収入証明書が重要視されることになっています。というのも、消費者金融をはじめとする貸金業者(銀行は除きます)が守らなければいけない貸金業法というもので、収入証明書の提示が義務付けられているからなのです。
消費者金融でお金を借りる時、収入証明書がなければいけないということです。消費者金融を利用する人は気を付けておきましょう。
身分証明書は、用意するのがそれなりに簡単だと言えるものです。大抵は以下のようなものが対象となります。
本人であることを確認できる証明書としては、このようなものが使えるようになっています。ただ、公共料金の支払い証明書は、大抵は二ヶ月分以上を必要としますので、あまり効率が良いとは言えないですね。
お金を借りる時に必要な書類のひとつ、もうひとつは収入証明書です。収入証明書は、年収が分かるもの(算出できるもの)が基本として求められることになっています。ものによっては準備に手間がかかるので気を付けましょう。
このうちのどれか一つがあれば、収入証明書としては充分です。ただ、どれも即日用意できるというものではなさそうですね。場合によっては役所まで足を運ばなければいけないものもありますので、急ぎの時には困ってしまうかもしれません。
少しばかり面倒な収入証明書ですが、実際、準備しなくても良いケースがあります。先ほど少し触れた貸金業法による決まりではありますが、金融機関に多少の裁量があるため、必ずしも提出を求められるわけではない時もあるのです。
これは銀行や消費者金融によって設定は違うのですが、「一定の金額以下の借入希望額なら、収入証明書を必要としない」という例外が認められているからなのです。
会社 | 設定金額 |
---|---|
A社 | 借入希望額50万円以下なら収入証明書不要 |
B社 | 借入希望額100万円以下なら収入証明書不要 |
あくまで例ですが、このような設定が可能になっています。もちろん、怪しい闇金などではありません。きちんとした金融会社、一定以下の借入希望額であれば、収入証明書を必要としない方針を取っています。
これによる大きなトラブルが起きたという話はありませんし、行政指導が入ったと言うニュースもありません。一定金額以上の借入希望額であれば、もちろん収入証明書を必要としますので、安全に運営されているシステムだと言えるでしょう。
では、銀行系カードローンを利用する時と、消費者金融のキャッシングを利用する時で、収入証明書の扱いは変わるのでしょうか。一定金額以下であれば収入証明書を必要としないわけですが、金融機関によって違いはあるのでしょうか?
金額の設定はそれぞれの商品、金融機関によって異なってはいますが、今はほぼ全てのキャッシング、カードローン商品で、このような方針を取っていることがほとんどだと言えるでしょう。
身分証明書や収入証明書、準備するのが地味に面倒……そんな人も確かにいるでしょう。場合によっては役所まで足を運び、あれこれ手続きをして……なんてやってられませんよね。特に昼間、働いている人は大変です。
そんな人にお勧めしたいのが「増枠狙い」です。
収入証明書を用意する時間がどうしてもない、という人もいますよね。それなら、最初は借入希望額を低額にしておき、収入証明書の提出を不要とすると良いでしょう。審査に合格し、利用を開始してから、利用できる金額を増やす(増枠)する手続きをすれば良いのです。
増枠とは、現状よりも借り入れができる金額が上がるということですね。今まで50万円しか最大で借り入れができなかった人が、80万円、100万円借りられるようになるわけです。
ただ、誰でも簡単に増枠ができるわけではありません。それなりに必要なこともありますので、気を付けるべき部分をチェックしておくのも大切なことです。
では、増枠には何が必要なのでしょうか。簡単に言ってしまえば、利用実績と信用です。どちらも非常に重要なもので、手に入れるには誠実な利用が必須になっています。
項目 | 内容 |
---|---|
利用実績 | 利用回数、利用金額 |
信用 | 返済時、遅延などのトラブルがないか(返済態度) |
非常に簡単な内容ではありますが、実際に利用していると、中々難しかったり、ついうっかり返済遅延をしてしまったり……ということもあるかもしれません。そう考えると、増枠は決して簡単とは言えないかもしれませんね。
ただ、普通に利用していれば、それほど問題なくクリアできる人も多いことは事実でしょう。利用態度や回数、金額に自信があるのなら、増枠狙いをしてみるのも充分価値のあることと言えるのではないでしょうか。
また、大手、中小に限らず、消費者金融では増枠のお誘いをかけることもあります。銀行系でも全くないわけではありませんが、消費者金融の方が多いのは確かです。
普通通りに利用を続けていて、問題ない顧客だと判断されれば、増枠勧誘の電話がかかってきたり、メールが来るということが多いようです。その時に必要であれば、応じてみるのも良いでしょう。
銀行系カードローン、消費者金融キャッシングと、手軽にお金を借りる方法はたくさんありますが、急いでいる時にはやはり消費者金融が良いでしょう。全国どこでも24時間、簡単にキャッシングをすることができます。
消費者金融 | 金利 | 特徴 |
---|---|---|
プロミス | 4.5%~17.8% | 50万円まで収入証明書不要 30日間無利息サービス |
アコム | 3.0%~18.0% | 50万円まで収入証明書不要 30日間無利息サービス |
アイフル | 4.5%~18.0% | 50万円まで収入証明書不要 ただし他社借入が100万円未満 |
消費者金融は多々ありますが、誰でも知っている大手と言えばこの3つです。どこもテレビCMなどで有名ですよね。利用したことがなくても、名前を知っている人は多いでしょう。
プロミスは最大金利が消費者金融で最も低いということでまず有名です。金利が低ければ利息が安くなりますし、これは嬉しい部分ですね。
アコムの特徴としては、プロミスと共通する部分ではありますが、基本的に50万円までの借入に対して収入証明書が不要、かつ30日間であれば利息が発生しないという点でしょう。返済総額を低く抑えたい人にはうってつけです。
アイフルに無利息期間はありませんが、他社に借り入れがあっても、100万円未満であれば、申し込みをすることが可能だと明言している部分に頼もしさを感じます。審査で返済に問題がないと判断されれば、スムーズにお金を借りることができます。
銀行系にしろ消費者金融にしろ、借りる時には審査がつきものです。先に必要なものを揃え、できるだけ審査に通るよう、気を付けていきたいものですね。
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