より快適なマネーライフのために、サラ金(カードローン)からお金を借りたい!と考えているそこのあなた。
「とりあえずどこからでも借りられたらいい!」なんて思っていたら、思わぬヤミ金の被害に遭ってしまうかもしれません!
ヤミ金は昔より数こそ減ったものの非常に巧みに今も生き残っており、その被害が絶えることはありません。「自分は大丈夫だから」なんて思っていてもわからないから怖いんです。
自分が悪徳業者の被害者にならないために、今回は安全なサラ金会社を探すポイントをご紹介したいと思います。
悪徳業者やヤミ金から借りないようにするために、まず最初にやってほしいのは「その会社が本当に正規の貸金業者かどうか確認する」ことです。
とはいえ、どうやって確認すればいいかわからないですよね…。そんなときにとっても役に立つのが金融庁のホームページにあります「登録貸金業者情報検索入力ページ」です!
このページを活用することで
が簡単にわかっちゃいます!
金融庁の「登録貸金業者情報検索入力ページ」には、以下のような項目があります。
項目 | 説明 |
---|---|
登録番号 | その金融業者の登録番号(後で詳しく説明します) |
所在地 | その金融業者の所在地(都道府県まで) |
商号・名称 | 金融業者の名称(「プロミス」など) |
代表者名 | 金融業者の社長・取締役の名前 |
電話番号 | 金融業者が公開している電話番号 |
基本的には「商号・名称」で会社名を入れて検索すればOKです。
もちろん大手もきちんと登録しているので検索可能ですよ!今回は大手である「プロミス」、中手である「フクホー」をそれぞれ検索して例としてみますね。
ただ、プロミスはブランド名であり本来の名前は「SMBCコンシューマーファイナンス」です。プロミスで検索すると、長崎県の消費者金融が結果に表示されます(笑)。
検索結果には「登録番号」「登録(更新)日」「人格」…といったデータが記載されていると思います。
まず見て欲しいのはこの「登録番号」です。プロミスの場合は「関東財務局長(11)第00615号」、フクホーの場合は「大阪府知事(3)第12376号」と記載されているはずです。
カッコ数字の前の部分、これは会社の規模を表しています。プロミスは「関東財務局長」となっていますよね。地域の財務局長に登録している貸金業者は、本社のある都道府県以外にも支店を出している会社、つまり営業エリアが広い会社と言えます。
対してフクホーは「大阪府知事」です。本社がある都道府県内にしか支店がない場合、あるいは本社しかない場合は都道府県知事の登録となりますので、フクホーは大阪府以外には支店がないことがわかります。実際、店舗は難波店だけですね。
最近では悪徳業者も正規の貸金業者のフリをするため登録している場合があるのですが、悪徳業者はすぐに会社の名前を変えたりするため、この数字が小さい傾向にあります。
もちろん数字が小さい金融業者すべてがそうではありませんが、借りようか迷っている業者の数字が小さい場合は一応気をつけておいたほうがいいですね。
利用しようか迷っている会社があるけれど、正規の金融業者かわからない場合は、まずは「登録貸金業者情報検索入力ページ」にて社名で検索するのが一番です。
わかるのであれば電話番号や所在地で絞るのがいいでしょう。
きちんと検索ページに結果がでれば、基本的には正規の貸金業者と思ってかまいません。が、先ほども軽く触れましたが最近はカモフラージュのためなのか正規の金融業者のフリをして登録している貸金業者も少なくないようです。
また、大手と似たような名前をつけて大手を騙っているなんてケースも。
あくまで正規の貸金業者として登録されていることは安心しつつも、登録(更新)回数がどれくらいか、ホームページなどがある場合は電話番号が同じになっているかチェックしてみてください。
番号が検索ページのものと一致しているかどうかなど、厳しくチェックしてみてくださいね。
残念ながら正規の貸金業者として金融庁の検索ページにデータが入っているとしても、それが悪徳ではないかはわかりません。
難しい話ではありますが、正規の貸金業者であってもちょっと法外なことをしてしまう…なんて会社もあるわけです。
「正直そんなもの外部からはわかるわけがない!」と言いたくなりますよね。本当にそのとおりです。
なので、2つ目の対策として次は「日本貸金業協会」のホームページでチェックしましょう!
日本貸金業協会は、貸金業者の自主規制機関です。貸金業協会の会員となることで、法律よりも厳しい自主規制であったり、利用者の保護などを目的としています。
つまり、貸金業協会の会員である会社は正規の貸金業者、かつその中でも優良(安全)ですよ、ということをアピールできるわけですね。
利用者側からしても、貸金業協会の会員だから悪徳業者ではないとの判断が出来るわけです。
日本貸金業協会の会員である業者は、先ほどの金融庁に登録している番号とともに日本貸金業協会の登録番号(会員番号)も記載しています。
また、金融庁の「登録貸金業者情報検索ページ」にも「日本貸金業協会会員番号」という項目で会員番号が記載されていますので、会員かどうかチェックしやすいのもありがたいですね。
とはいえ、会員だから必ず悪徳業者ではない!…と言い切れないのが難しいところなんですよね。
日本貸金業協会のホームページから
と進んでいただくと、書類監査や法令などによる処分をくだされた貸金業者の名前がリストに挙がっています。
もちろん常に悪いことをしていた業者ばかりではないとは思いますが、会員だから絶対に大丈夫!とも言い切れないのが厳しいところです。
処分としても会員権の停止や譴責といったもので会員権を剥奪されるほどの大きなものではありませんから、利用はするな!とまでは言いません。
しかしトラブルを何かしら起こしたことがある…と考えれば、ちょっと候補からは避けたほうがいいかもしれませんね。
また、同様のページから「協会員検索」を選択すれば、自分が借りようか考えている会社が日本貸金業協会の会員かどうか調べることも可能です。
金融庁の検索ページでも判断することはできますが、情報が最新とは限りません。念のためこちらでも検索しておくほうが安心です。
ちょっと嫌な部分から先にご紹介してしまいましたが、日本貸金業協会には「ヤミ金業者データベース」があります。これは日本貸金業協会のホームページの
へ進めばOKです。
から検索出来るようになっていますのでとっても便利です。
とりあえず業者名(会社名)を入れるだけでも判断しやすいと思いますので、金融庁の入力ページで結果が出ていても一度確認のために検索してみることをおすすめします。
このデータベースは非常にありがたいものですが、すべての悪徳業者を網羅しているわけではありません。
悪徳業者は名前だけ変えて営業するなんて日常茶飯事ですし、こちらのデータベースは
上記のいずれかに当てはまる業者をデータベース化しているものです。
全く関係ない名前で悪徳な行為をしている会社まで網羅できているわけではないので気をつける必要があります。
逆に、「うちは○○の関連会社ですよ」という名目でお金を借りませんか?と打診された場合は非常に有力なデータベースとなるでしょう。
金融庁や貸金業協会のホームページで検索をせず、よくわからないままよく知らない業者に申し込んでしまった…という場合、街金であればラッキーですが、ヤミ金や悪徳業者である可能性も十分に考えられます。
しかし、悪徳業者などの場合は大手などの正規の業者とは違う要求をしてくることがあります。逆に言えば、そのような要求があれば悪徳業者だと判断できるといってもいいでしょう。
ここでは、悪徳業者が行う手口の一部をご紹介します。もしお金を借りるために申し込んだ会社から、このような要求があれば要注意です!
悪徳な業者の中には、本来借り入れたい金額よりも少ない金額を最初に貸し、1週間など短い期間の間に貸した金額+利息分を返済するような要求をしてくることがあります。
とはいえ、ちょっとわかりづらいので具体的な例をお話しましょう。
すると、「返済能力があるかどうか確認したいので、10万円をすぐ貸すことは出来ません。その代わり2万円ならお貸し出来ますので、10日後までに2万5千円返済してください。そうすれば返済能力があると判断し、追加で8万円をお貸しします」と言われました。
このような感じです。文章にしてしまえば、「なんかおかしいな…」ってすぐわかりますよね。
そもそも「返済能力があるかわからないからちょっとだけお金を貸してすぐ返せ」なんて基本的に街金でもやりませんし、10日までに5000円という利息はいわゆる「トイチ」以上ですから法外もいいところです。
それでもお金に困っていて必死ならば、この条件を飲んでお金を借り、返済能力があることを示すために言われるがまま2万5千円払ってしまうかもしれません。
しかし、それも罠なんです。悪徳業者は2万5千円返済されたことがわかったら連絡を取れなくしてしまうことも…。業者からすれば5千円も得したわけです。
まだまだ方法は色々ありますが、少額融資詐欺(敢えて詐欺と書いてしまいます!)の他に多いのは「仲介料」や「保証料」です。
仲介料の場合は、「自分の会社を通すと大手消費者金融の審査に通りやすくなるから仲介料を払うといいよ」というもの。その会社自身がお金を貸すわけではなく、大手の会社に口利きをしてあげるから、審査に可決したら成功報酬として仲介料を支払ってね、というものです。
仮に大手消費者金融の審査に可決したとしても、それは口利きの成果ではなく、あなたの属性や信用情報をきちんと審査した結果です。
成功した際は現金を郵送しろとの要求があるとのことですが、もうこれだけでも怪しいですよね(笑)。
そして、保証料。こちらも非常に怪しいものです。確かにカードローン、特に銀行系カードローンは保証会社に保証業務を委託しているため保証料がかかります。が、その保証料は基本的に金利に含まれていますので別途取ることはありません。
じゃあなんの保証料なの?というと、「ブラック属性を消去するための保証料」であったり「信用情報にいい情報を登録するための手数料」といった謎の保証・手数料です。
もちろん一介の金融業者がブラック属性を信用情報から消去することは出来ませんし、虚偽の情報を登録することもNGに決まっています。
「なんかよくわからないけど手数料がかかる」という状況はありえませんので、要求された場合は絶対に拒否してくださいね。
基本的に、正規の業者でお金を借りる場合、こちらから先に何かしらのお金を支払うということは絶対にありません。
そもそも、お金がないからお金を借りにいっているのに先に支払うことになるなんて本末転倒ですよね(笑)。
「返済能力を見たいから」「信頼を得るために」と言われると、ついつい納得してしまいそうになることもあるでしょう。
相手も話は上手いので、「後から考えればおかしいと思っても、その時はおかしいと思えなかった」…なんて、ニュースなどで詐欺被害に遭った人のインタビューなんかでよく出てきますよね。
ちょっとでも「おかしいな」と思ったらとりあえず冷静になって、違和感を覚えるような要求は絶対に飲まないことが大切です。
カードローンを選ぶ場合、自分で「ここにしよう!」と思って申し込むのが普通…といいますか、一般的だと思います。
しかしその見つけ方ひとつでも、ヤミ金の可能性をだいぶ減らすことが出来るんです。
ご紹介したデータ検索も活用しつつ、カードローンを探す手段のひとつとして参考にしてみてください。
たまにですが、自身の携帯電話や自宅の電話などに直接「お金を借りませんか?」と電話がかかってくるケースがあるようです。
以前利用していたカードローンから案内としてかかってくるならまだしも、全くしらない業者からかかってきた場合は要注意。
名簿が出まわっており、そこから手当たり次第かけてきている可能性があります。
また、ブラック属性の場合は特に要注意。「ブラックでもお金を借りられますよ」を謳い文句に利用を勧めてくることが多いです。
どうしてこういった名簿が出回るのか謎ですが、大手であればあるほどこういった勧誘は行いません。
「よく知らない業者から低金利でお金を借りられるという誘いがある」場合はほぼヤミ金といってもいいので、利用は避けるようにしましょう。
今はPC向けのホームページはなくスマホ向けだけ…という場合もあるので見極めるのは難しいところもあるかもしれません。
が、スマホ向け・携帯電話のHPしかない貸金業者は要注意です。
名前は違えど連絡先の電話番号が一緒というケースが非常に多く、入り口を大量に作っている可能性が高いからです。
中にはインターネット広告を利用している業者もあるようなので、より注意が必要と言えるでしょう。
こういった業者もたいてい「低金利ですぐ融資!」「ブラックでも借りられる!」という謳い文句であることがほとんどです。
「ホームページがあるから安心」と思わずに、申し込み前に検索してチェックをしてくださいね。
これに引っかかる方はそうそういないと思いますが、ポスティングされていたり、電柱に貼られているチラシの業者もNGと思ってOKです。
最近はさすがにこういう古典的な手法は無くなってはきましたが、それでも完全になくなったわけではありませんから注意が必要ですね。
銀行であればはがきで「(自行の)カードローンを利用しませんか?」というインビテーションがくることはありますが、先程も言いました通り消費者金融の場合はそのような勧誘をすることはありません。
チラシを貼っている=そこまでしないと顧客がこない と考えてもいいかもしれません。そのような業者も絶対に避けましょう。
悪徳業者の場合、情報があいまいに記載されていることが多いです。
特に金利ですね。悪徳業者は利息制限法という金利を制限する法律を(当然ですが)守りません。
元本10万円未満 | 元本10万円~100万円未満 | 元本100万円以上 |
---|---|---|
20.0% | 18.0% | 15.0% |
これは消費者金融でも銀行でもなんでも守らなければならない法律です。実際、これ以上の金利となっている正規業者は見たことがないかと思います。
しかし悪徳業者の場合、悪徳に見せないために「金利10.0%~」など、最低金利は記載しても最高金利を記載しないケースや、年利でなく日利(1日1.2%など)を記載するようです。
きちんとした業者は金利面や返済方法など、きちんと情報を載せていますし質問したら答えてくれますので、「その会社が利用者にわかりやすいようにきちんと金利などの情報を記載しているか」もチェックしてみてください。
安全なサラ金を利用する一番の方法は、アコムやプロミスといった大手の消費者金融や、都市銀行・地方銀行などのカードローンを利用することです。
まず大手であれば「騙された!」なんてことにはなりませんし、金利や利用条件といったことも明確に記載され、かつサポート体制も厚いので初めてカードローンを利用したい、という方でも安心して申し込むことが出来るでしょう。
「大手だと審査に落ちてしまうのが心配」という方もいるとは思いますが、継続して安定した収入があれば、ブラック属性であったり他に借りているお金が多くない限りはそうそう落ちることはありません。
とはいえすべての方が大手で借りられるわけでもありません。大手が利用できない場合は、ホームページがしっかりとあるような「フクホー」や「キャネット」などの中規模の消費者金融を候補に入れてみましょう。
そこもダメ…というなら個人経営の街金を利用することになりますが、このレベルが一番ヤミ金かどうか見分けにくい難しいところです。
金融庁の貸金業者検索ページ及び日本貸金業協会のヤミ金業者検索データベースを活用してできるだけ怪しいと思えるところは避けましょう。特に金融庁の検索ページでカッコ内の数字は絶対にチェックしてくださいね。
申し込んだ後に「まずは少額融資をするから…」といった、悪質業者の手口らしきものを感じたらすぐに関わるのは辞めましょう。今回細かく解説していませんが、「携帯電話を購入して指示した住所に送れ」という要求をしてくることもあるようです。
基本的にお金を借りる流れは規模が大きくても小さくてもそう変わることはありません。「なんか違うかも?」と感じたらその時点で関わるのをやめる。それだけでも十分自衛になります。
せっかくお金を借りるのですから、安全かつ快適に借りたいですよね。「自衛と検索」を合言葉に、安心できる会社からお金を借りましょう!
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