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キャンパスローンとは何?サラ金との違いや特徴をご紹介!

社会人になる前の大学や専門学校の学生の方も何かとお金が必要になることが多いですよね。例えば、授業料、クラブやサークルでの活動費用、就職に向けた資格取得や運転免許のための費用、卒業旅行の費用、などで困ることはないでしょうか。

そうした場合に役立つのが学生専用のキャンパスローンですが、大手サラ金のようにテレビCMなどを行っていないので学生の方には知られていなかったり、何となく不安に思い利用を控えられたりすることもあるようですね。

そこで今回はキャンパスローンを取り上げ、一般のサラ金と何が違うのか、どんなメリットやデメリットがあるのか、利用する際の注意点は何か、といったローンの内容や特徴を紹介していきましょう。

キャンパスローンとは何かどんな特徴がるか

ここではキャンパスローンの内容を簡単に紹介していきます。キャンパスローンがどのようなローンでどんな特徴を持っているのかを確認していきましょう。

キャンパスローンとはどんなローン?

キャンパスローンとは学生を主な利用対象者としてお金を貸し出す学生専用ローンで、「学生ローン」や「ガクロン」などと呼ばれているローンもあります。対象者は学生であっても営む事業はお金を貸す行為であり、一般的なサラ金業者と同じです。

そのためキャンパスローンも貸金業法の適用を受けるので、当然事業を行うにあたっては貸金業の登録をしておく必要があります。もし貸金業登録をしていない事業者が学生に対してであってもお金を貸す行為は違法となるわけです。

以前の一般的なサラ金は学生への融資を今ほど積極的に行っていなかったので、学生としてはお金を借りるところが少なく、また借りられる一般的なサラ金のイメージが今ほどよくなかったので利用しにくかったといわれています。

そうした背景の中で登場してきたのが、学生が利用しやすい環境を整えたキャンパスローンなのです。学生専用にして来店しやすくする、少額でも借りられるようにする、保証人なしでも利用できるようにする、など学生目線の利用しやすいローンになっているわけですね。

もちろん借入条件、サービスや利便性などでは大手サラ金などよりも劣る面は少なからずあるようですが、小回りの利いた手軽に利用できるローンとして学生の強い味方になっていることには違いはないでしょうね。

キャンパスローンの利用条件に関する主な特徴

貸金業者の中でもキャンパスローンはサラ金ローンと比べその数はかなり少ないといえるでしょう。しかし、少ないが故に他の貸金業者とターゲットをすみわけて厳しい貸金業の競争の中で生き残っているかもしれませんね。

そのキャンパスローンの主な特徴は表1にまとめてありますが、特に次のような点が挙げられるでしょう。

利用対象者はもちろん学生ですが、卒業後の一定期間も利用できたり、一定年齢まで利用できたりするローンも多いです。また、一部では学生以外の若い年齢層の社会人も対象者に加えているところもありますね。

利用年齢は「満20歳以上」に設定しているところが多いですが、一部では「18歳以上」のところも多少みられます。20歳未満の場合、高校生はさすがに不可になっていますが、ローンの利用に関して親の同意を必要としないローンもあるのです。

また、キャンパスローンも貸金業者が運営しているのであれば総量規制の適用を受けることになります。したがってアルバイトなどで収入を得ていることが必要でありその収入額による借入制限を受けることになりますね。

表1:キャンパスローンの主な特徴

ローン項目 キャンパスローンの内容
貸付利率 10%~20%(主に15%~18%)、学割利率あり
融資限度額 1万円~50万円
年齢制限 満20歳以上(一部では18歳以上)
総量規制 適用を受ける(年収制限)
審査時間 比較的早い、最短15分
即日融資 可能
申込方法 店頭、電話、ネット経由
返済方式 自由返済方式
来店の必要性 来店不要のローンも少なくない
ATMの利用 一部のみATMを設定している

キャンパスローンの借入条件や利便性に関する主な特徴

ネットで検索して上位にみられるキャンパスローンの借入条件や利便性の特徴としては次のようなことが挙げられます。

貸付利率としては10%~20%の範囲になりますが、主に15%~18%といったところが主流といえそうです。実際の適用利率は各ローンの上限利率が適用されるケースが多いとみられています。ただし、学生割引の利率などが適用されると多少低くなりますね。

融資限度額は50万円までが一般的で、一般のサラ金などと比べて少ないといえるでしょう。以前は貸出す金額も5万円~10万円くらいが相場だったようですが、資格取得、海外旅行、留学など利用者の借入目的が多様化してきたため融資額は増加傾向にあるようですね。

申し込み手続きでは以前は来店して行うケースが多かったですが、現在は電話やネット経由の方法が主流になりつつあるようです。そのため来店不要の手続きや全国からの申込受付を行っているローンも多く学生がとても利用しやすくなっているといえるでしょう。

審査については最短15分といったスピード審査を実現しているところもあり、全体的にも早いといえるでしょう。審査自体はネットからの申込フォームの内容による審査や電話による質問等で行われ結果の回答が非常に早いのが特徴といえますね。

審査後からの融資までの時間も短く連絡後15分程度で振込みを行うローンもあります。また、融資の方法は振込みのほか店頭渡しも多くのローンでみられますね。ATMを設置しているところはほとんどなく、一部のローンだけが設置して借入れできるようにしています。

返済に関しては最低利息分だけを毎月支払い、元金の返済を随時行える返済方式をとっているローンが多いので、苦しい時には少なく余裕があるときには多くといった柔軟性の高い返済ができやすいといえるでしょう。

一般のサラ金と比較したキャンパスローンを利用するメリット

ここでは普通のサラ金と比較したキャンパスローンの特徴を紹介します。サラ金と比べキャンパスローンを利用するとどのようなメリットがあるのかをみていきましょう。

一般のサラ金より下限の年齢制限が低い

前に示した通りキャンパスローンの年齢制限は主に満20歳以上となっているローンが多いですが、18歳以上のところも少ないながらみられます。

一方、一般のサラ金では満20歳以上が普通でホームページを開設しているような大手から中小のサラ金まで20歳未満で設定しているところは見当たりません。つまり、キャンパスローンが実質的に未成年の学生に対して融資している唯一のローンといえるでしょう。

未成年者に対する融資では親の同意・承諾を必要とするサラ金が存在していますが、キャンパスローンの中にはそうした同意を不要としているローンもあるので、未成年の学生には気軽に借りられる強い味方になっているのではないでしょうか。

表2:キャンパスローンとサラ金

ローン項目 キャンパスローン 大手サラ金
貸付利率 10%~20%
(主に15%~18%)
学割利率あり
4.5%~18%
(50万以下の借入の場合は主に16~18%)
一部で無利息サービスあり
融資限度額 1万円~50万円 1万円~500万円
年齢制限 満20歳以上
(一部では18歳以上)
満20歳以上~70歳以下
審査時間 最短15分~
(実際も早い)
最短30分~
(実際はもっとかかることが多い)
即日融資 可能
(実際も早い)
可能
(やや時間がかかり間に合わないケースも多い)
申込方法 店頭、電話、ネット経由 店頭、電話、ネット経由、FAX、自動契約機、郵送
返済方式 自由返済方式 残高スライドリボルビング方式
来店の必要性 来店不要のローンも少なくない 来店不要
ATMの利用 一部のみATMを設定している 直営ATM及び提携ATM多数

貸付利率が低いケースも少なくない!

前にキャンパスローンの貸付利率が15%~18%ほどであることを紹介しましたが、学割の利率の適用を受けたり、再度の利用を繰り返したりするとさらに利率が下がることもあります。

利用者の状況やローンによって異なりますが、50万円以内の利用となる学生に対して15%台の利率を提供するローンもあり、一般のサラ金よりもかなり低めで利用できることもあるようですね。

大手サラ金や中小サラ金の場合、限度額が50万円以下の学生に対する適用金利は18%~20%で設定される可能性が高いため、キャンパスローンのほうが3%~5%ほど低くなる可能性がでてくるでしょう。

もちろんローンとしての利便性やサービスなども考慮して利用を検討するべきですが、貸付利率の差が小さくないことを認識してローンを選択したいですね。

最低返済額が少なく柔軟な返済が可能となっている!

学生の利便性を高めるためキャンパスローンの返済は非常に柔軟性に富んでいるといえるでしょう。

キャンパスローンでは毎月の返済額を最低利息分だけでよいという設定も多いので、アルバイトの収入が少ない時には非常に助かりますよね。逆にまとまったお金が入れば元金の返済に回すことができるので、メリハリのある返済計画を立てやすくなっています。

一方、一般のサラ金では毎月の最低返済額が設定されているものの、返済額が利息分だけで済むというようなことはほとんどないでしょう。特に大手サラ金の場合、最低返済額に占める元金返済の割合が0%になることはありません。

例えば、大手サラ金のA社では、10万円を利率18%で借り32回払いで返済する場合の最低返済額は4000円で、そのうち利息の返済に充当される金額は1500円、残りの2500円が元金返済に充てられるようになっているのです。

毎月の決まった返済額の中で元金の返済に充てる部分があることは非常に重要ですが、常時仕事に従事している社会人と異なり学生は収入が安定しているとはいえないので、より柔軟な返済の仕方が必要となるケースが多いでしょう。

そのため学生が借金を返済していく上では一般のサラ金ローンよりもキャンパスローンの返済方式のほうがより柔軟性が高いため適しているといえるのではないでしょうか。

審査が早く在籍確認もないことが多い!

大手サラ金や中小サラ金での審査は柔軟で早いといわれていますが、キャンパスローンは彼らの上を行っているかもしれません。

大手サラ金の審査は最短で30分とホームページでは公表されていますが、実際の審査では1時間以上かかることや1日以上かかることも珍しくありません。審査時間の長さは申込者の収入や信用の状況に左右されるため人によっては長くなっても仕方ないですね。

しかし、キャンパスローンの場合は利用対象者が学生であるため収入や信用面での評価に時間がかかることが少なく、また融資額が少ないためそれほど綿密な審査をする必要が少ないので審査時間が極めて短時間で済むことが多いのです。

また、キャンパスローンでは勤め先での在籍確認をすることが少ないといわれており、その分一般のサラ金よりも審査結果が早く出やすくなっているのかもしれませんね。

以上のことから急ぎの融資を希望している場合などではサラ金よりもキャンパスローンのほうがより期待できるでしょう。

一般のサラ金と比較したキャンパスローンを利用するデメリット

ここでは一般のサラ金と比較したキャンパスローンを利用する上でのデメリットを紹介します。サラ金と比べキャンパスローンはどのような点で劣るのか、どのような点で不利益になる可能性があるのか、といったことをみていきましょう。

カードローンではないので再契約が必要になることが多い

大手サラ金のようなカードローンでは利用限度額内なら繰り返し何度でも借入れができますが、キャンパスローンの場合は一定額を借りたら後は返済するだけの契約方式が主流になっています。

例えば、キャンパスローンでは契約して10万円借りると後は返済するのみになり新たに5万円を借りたい時は返済後に5万円の契約をすることになるのです。そのため利用を継続したい学生にとっては何度も契約する必要があるため不便を感じるかもしれませんね。

また、契約で来店する必要があるキャンパスローンでは第三者にローンの利用が知られやすくなるのでプライバシー保護の点で他のサラ金よりも劣っている可能性もあるでしょう。

カードローンでないのでATMの利用ができない!

キャンパスローンは大手サラ金のカードローンと違ってカードを利用して借入れ・返済を行うところが極めて少ないので、コンビニのATMを通じた手軽な利用はできないのです。

キャンパスローンでは、借入れは店頭で利用者が受け取るかローン側から振込んでもらうかのどちらかになります。返済では利用者が店頭で支払うかローンの口座へ振込むかのどちらかになるでしょう。

つまり、キャンパスローンでの利用は店舗までいく手間が発生したり、銀行振込みにかかる手数料が発生したりするわけです。

一方、サラ金の場合、中小サラ金ではキャンパスローンとほとんど同じといえるでしょうが、大手サラ金の場合はコンビニを含めた多くのATMが利用でき、中には手数料がかからないATMもあります。

また、インターネット返済や金融機関での口座振替による自動引落しに対応しているサラ金もあるので、そうした場合には振込手数料を削減できるのではないでしょうか。

以上のことからキャンパスローンと大手サラ金ローンの借入れ・返済での利便性を比較した場合、キャンパスローンは相対的に劣っていると感じられるかもしれませんね。

キャンパスローンで失敗しないためのポイント

キャンパスを利用する上で注意しておきたい点をいくつか紹介しておきます。消費者ローンの利用では上手く利用するという意識も重要ですが、いかに失敗しないかに注意を注ぐほうがより大切なのです。

安易に申込まずローンを調べてから利用する!

キャンパスローンに限らずすべての消費者ローンなどに申し込む際には必ずそのローンの内容や運営事業者のことを調べておきましょう。

キャンパスローンや学生ローンの名称で利用者を募集していたとしても正規の貸金業者でない場合もあるかもしれません。また、貸金業登録をしていてもサービスの悪い事業者がいないとも限らないのです。

特に学生の方は金融業界や貸金業界のことをあまり知らないでしょうから余計に注意が必要でしょう。キャンパスローンには大手サラ金のように知名度の高い消費者金融はいないのでしっかり調べるようにしたいですね。

例えば、創業がいつで何年くらいキャンパスローンを行っているのか、貸金業登録をしているか・本物の登録番号か、住所や連絡先は本物か、電話は携帯電話になっていないか、ネットや学生の評判はあるか・悪くないか、などをチェックするべきです。

学生相手でも法外な取引に引きずり込む悪徳業者やお金を騙し取る詐欺師は存在するので念のために申し込むローンについては必ず確認しておきましょう。

チェックリスト:ローン事業者の確認ポイント

  • 貸金業登録番号の有無とその番号の真偽
  • 創業年月日と操業年数
  • ホームページの有無と内容
  • 住所及び連絡先の真偽
  • 固定電話の有無(携帯電話だけの場合は要チェック)
  • ネット上や学校内での評判
  • 金融庁や日本貸金業協会での悪質業者検索システムでのチェック

収入証明書が求められることもあります

キャンパスローンの審査は他のサラ金ローンよりも比較的緩いと思われますが、それでも一定の審査は実施されます。そして、その審査のカギとなるのがアルバイトなどでの収入になるでしょう。

そのためローンによってはアルバイトでの給料明細書や給料の支払いがあったことを証明する入金履歴などの提示を求めることがあるのです。もしそうした収入証明に関する資料を提出できない場合は審査が長引いてしまうかもしれません。

その結果、借入れできるまでの時間も長くなってしまうこともあるので融資を急ぐ場合は注意が必要ですね。キャンパスローンを検討しだしたときから収入証明になるような資料を早めに準備しておくようにしましょう。

キャンパスローンは就職に影響するか?

学生の方の中にはキャンパスローンやサラ金ローンを利用すると将来の就職、就職活動に影響するのではと心配される方が少なからずおられるようですね。

そうした学生の方はキャンパスローンからお金を借りるとそのことが就職活動している希望の企業に知られて就職できなくなったり採用で不利になったりすることがあると思って、ローンの利用を控えることがあるといわれています。

しかし、それは事実ではありませんね。学生の方がキャンパスローンと契約を結んでお金を借りた場合、その情報は信用情報機関に集約されますが、それはクレジットカードで商品代金を支払う場合と同様の扱いを受けるものです。

金融関係の業務を行う者で信用情報機関に加盟した者が与信の判断のためにのみ個人の信用情報を入手することが許されています。そのため学生個人のキャンパスローンでの取引情報が就職先の企業に知られることはないのです。

キャンパスローン自体が悪徳業者でなければそうした情報が就職活動している希望の企業や内定企業に知られることはないのであまり神経質に心配しないでキャンパスローンの検討をしてみてはいかがでしょうか。

ただし、悪徳業者にはくれぐれもコンタクトをとらないように注意してくださいね。

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