20歳未満はカードローンで借入できないと言われていますが、学生ローンであればカードローンで借入できます。
そのため、今では学生ローンの利用者も多くなりました。しかし、カードローンと学生ローンは厳密な違いもありますので、そのことを学んでから利用したほうが良いでしょう。
今回は学生視点で学生ローンの解説を行っていますので、今までに借金を経験されたことのない人の不安を取り除く形で、案内を進めていこうと思います。
カードローンと学生ローンは同じと思っている人がいます。
学生ローンの場合、以下のような定義が設けられているため、厳密にはカードローンと別物です。
カードローンは融資限度額に一致しますので、10万円以上1000万円以内の小口融資に対応しています。しかし、学生ローンは10万円以上50万円以内の金融商品です。
また、プランとして販売されているため、学生用プランだと割り切ったほうが良いでしょう。
カードローンと比較すると分かりやすいのですが、カードローンであれば満20歳以上であれば誰でも審査可能という仕組みになっています。
しかし、学生ローンは満18歳以上24歳以内で契約する場合が多く、満25歳以上、もしくは満30歳以上の方が申込むローンではないと理解しておきましょう。
カードローンは制限が少なく、学生ローンは制限が多いと判断するのも的確です。学生ローンは担保・保証人が場合によっては必要となっていますが、カードローンは不要であることが多いのです。
学生ローンに関する噂を解明していこうと思います。
良く見かける噂では、学生ローンは100万円以上の借入も可能?というものがあります。
ですが、こちらは半分正解で半分ハズレと理解したほうが良いでしょう。正解とハズレの部分については以下を参考にしてください。
カードローンと学生ローンは良く比較されますが、カードローンと一致している部分も存在します。
例えば、カードローンと同様で学生ローンも借入経験が記録されていきます。つまり、本当に信用できる人物であるか定期的に審査されるのです。
カードローン、学生ローン共に利用において問題が生じる人物の場合、審査に通らなくなるだけでなく、増額審査も行ってもらえなくなります。
ローンというのは最初の審査時に借入限度額が設定されます。
その後、一定期間の利用を経た後に再審査が行われ、その再審査を増額審査と言い、増額審査に通った場合は借入限度額が増額されるのです。
そのため、長期にわたって学生ローンを利用されている方で、業者からの信用の厚い人物であれば100万円以上借りられるということもあります。
ただし、借入に対してプランにより50万円以内の制限がかかっている場合は、50万円以上は借りられないと判断しましょう。
学生ローンの悩みで良く登場するものに親バレがあります。
今でもそのような形で契約するケースは存在しますが、親権者の許しを得ていないと契約できないローンは、100%親バレしてしまうタイプのローンだと理解してください。
逆にそのような対応を求められない場合は、100%親バレしないと思って良いです。
というのも、学生ローン申込者だけでローン契約が組める場合、親にバレないよう対応してくれるからです。
現在では、学生ローンと言っても大手の消費者金融まで対応しているサービスとなっているため、昔と比較して親バレしてしまう可能性が下がっています。
なので、もし親バレがどうしても気になるという方は、大手の消費者金融のみで学生ローン申込を行ったほうが良いでしょう。
学生ローンは、契約者の利用状況、もしくは利用方法によって親バレしてしまうこともあります。
こればかりは、消費者金融などで対応できる範囲を逸脱しているので注意してください。
バレてしまうケースとして良く知られているものは以下のとおりです。
家族でパソコンを共有している場合、家族が用いているフリーメールアドレスも共有されていることがあります。
この場合、そのまま借入先からメールが通知されてくることもあるので、フリーメールアドレスを分けて用いたほうが良いでしょう。
また、契約後の返済で遅延が目立つ場合は、借入先からかかってくる電話の回数が自然と多くなるため、家族から怪しまれることもあります。
このようなトラブルを解決するため、学生ローンは1件の借入先でまとめて借りるようにしましょう。複数で借りていると、管理が不十分になってしまいやすいので要注意です。
最後に玄関口で郵送物を破いてしまう癖があるという人は、そのような癖を無くしたほうが良いでしょう。郵送物は中身が分からないように工夫されているため、本人が破かない限りは中身を見られる心配がありません。
学生ローンで気になることに学生でも借りられる理由があります。
その理由ですが、学生の間のみ使えるローンとなっているため学生でも使えるだけです。
すでに案内しましたが、学生ローンは社会人になってからは使えません。このことに関しては、学生ローンを販売している業者でも案内しています。
もし、気に入っている学生ローンがある場合、借入先にその旨を伝えておいたほうが良いでしょう。
というのも、学生ローンの上位プランに社会人用のカードローンが存在するからです。以前までと同じ契約でカードローンを利用できますので、新しくカードローン契約を組む必要もありません。
また、学生ローンの場合は返済不能となった場合に、カードローンと同様の取立が発生するのか?という疑問もあります。
ですが、学生ローンはカードローンと比較して厳しい取立が発生しません。というのも、以下のような範囲で貸付を行っているケースが多いからです。
学生ローンはアルバイト、もしくはパートで収入を得ている人であれば利用可能となっているため、10万円、20万円で貸付を行っていることが多いです。
返済期間も12ヶ月~24ヶ月という長い期間を設けていますので、毎月1万円弱の返済が苦しいという人でなければ、借金返済で苦しい思いをすることもないでしょう。
どうしても返済で不安があるという人は、保証人ありで学生ローン契約を組むと良いです。返済が苦しい場合は親が変わって支払う仕組みになっているため、返済でトラブルになる心配がほとんどありません。
学生ローンは大手の消費者金融で借りるべき?と考えている人もいますが、学生ローンは大手、中小のどちらで借りても問題ありません。
大手と中小の消費者金融に大きな差はありませんので、大手でなければ損をするわけでもないのです。
実際の差についても比較してみましたが、以下のとおりで大きな差が存在するわけではありません。
ただ、以下の面では大手消費者金融の方が優っている状況です。
中小の消費者金融では、審査時間だけで1日かかってしまうことがあります。大手の消費者金融であれば、審査時間が最短60分以内となっているため、すぐに借入を行いたい人は大手を選択したほうが良いでしょう。
申込方法にも違いがあり、中小の消費者金融は窓口以外の申込方法に対応していないことがあります。
これでは知人などに申込しているところを見られる可能性があるので、ネット申込のみで契約したいという方も、大手の消費者金融を選ぶようにしましょう。
ここまで学生ローンの悩み、もしくは申込に関する情報を案内してきました。
ですが、学生ローンにもリスクは存在するので、できる限りリスクについても学んでおいたほうが良いです。
具体的なリスクについてですが、以下にまとめさせていただきましたので良ければ参考にしてください。
学生ローンは1件10万円程度で借りられます。そのため、ローン審査で落ちてしまう人はほとんどいません。
そのような仕組みになっているため、人によってはローン審査そのものがかなり甘いのでは?と勘違いしてしまうのです。
しかし、実際は借入金額・借入件数に対して審査を行っているため、いきなり借入そのものができなくなることもあります。これを総量規制というのですが、カードローンと同様で学生ローンでも総量規制は適用されるのです。
年収の3分の1以上は借りられない規制のことで、2010年度から金融機関全体で適用されるようになりました。
銀行(ノンバンク系以外)であれば総量規制対象外で借りられるため、消費者金融、個人経営の貸金業者では総量規制の対象となってしまいます。
学生ローンは複数の業者で借りてしまうリスクだけでなく、知名度の低い業者でも借りてしまうリスクがあります。
知名度の低い業者で借りてしまうと、後々の借入で不利になってしまうことが多いので注意しましょう。
どのような場合に問題になるのか?というと、社会人になってからの借入で問題が発生しやすくなります。というのも、銀行といった大手の金融機関では知名度の低い業者からの借入を、好ましく思っていないからです。
このことに関しては銀行などで公表していません。そのため、知らず知らずのうちに知名度の低い業者で借入している人もいるのです。
さらに知名度の低い業者の中には悪徳業者も存在します。以下のような業者も存在しますので、学生ローンであっても悪徳業者を利用しないほうが良いでしょう。
上記のどれか1つに該当するようであれば、悪徳業者だと思ったほうが良いです。
違法金利というのは、20%超で貸付を行っている場合が該当します。学生ローンであっても、金利はカードローンとほぼ同じなので20%超で販売していることはありません。
金利に関して伏せられている、もしくは応相談という記述の際は悪徳業者だと疑ったほうが良いでしょう。
許可無しというのは、営業許可を取っていない状態で営業を行っている業者が該当します。貸付業は営業許可を取ってからでなければ営業を行えません。
また、営業許可を取っている場合は(営)という営業許可の番号が記載されているはずです。公式サイトを見ても確認できない、もしくはそのことを質問しても教えてもらえない場合も、悪徳業者だと疑ったほうが賢明なのです。
学生ローンは信用のできる業者を通じて契約されれば、安全で快適なローンライフを満喫できます。なので、焦って良く分からない業者で借りないように注意してください。
悪徳業者について補足させていただきますが、以下のような謳い文句はほとんど悪徳業者が行っていると理解してください。
過去にローン契約で、トラブルを起こしたことがある人をブラックと言います。
ブラックの扱いを受けている場合、ほとんどの金融機関でお金を借りることができなくなり、事故情報が個人信用情報機関に登録されるのです。
お金に困っている人は100万円以上もOK!という謳い文句に弱く、学生、主婦という職業上の理由で審査に通りにくい人たちは、無審査で借りられますという謳い文句に弱いものです。
しかし、このような営業を行っている銀行や消費者金融は存在しないため、あまりにも都合の良い借入が行えるローンは、すべて怪しいと思っておいたほうが良いでしょう。
悪徳業者は、ブラックにも貸付を行っていることを強くPRしているため、このことを謳っていないかチェックするだけでも、悪徳業者の被害に遭わないで済むようになります。
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