消費者金融というと、一昔前にはちょっと怪しいイメージがありました。でも今では法律が改正されたことやテレビCMや広告などの効果もあって、ずいぶんとイメージが改善されました。
このように、近年では多くの人が利用できるようになったキャッシングですが、パートやアルバイトの人は借入できないと思っている方も、意外と少なくないかもしれません。
実際のところ、正規社員ではなくても、多くの消費者金融でじゅうぶん借入可能なのですが、注意すべき点もあります。今回は、パートやアルバイトの人が借入をする際に、どのようなことに気を付ければ良いのか、お話していきたいと思います。
パートやアルバイトは、いわゆる「非正規雇用者」です。正社員じゃなくても借りられるのかどうか不安に思う方もいるかもしれません。そこで、まずはどのように審査が行われるのかというところから、お話を始めたいと思います。
消費者金融や銀行カードローンには、それぞれの業者ごとに申し込みや借入ができる人の条件を定めています。多くの業者に共通する条件は、以下の2点です。
貸金業者が掲げる条件としてはこれだけであって、正規雇用者に限るなどという文言はありません。
つまり、20歳以上で安定した収入がありさえすれば、パートやアルバイトでも申し込みや借入ができるということなのです。
このように、パート・アルバイトでも申し込みは可能なのですが、借入の前に審査があります。キャッシングに申し込むと、すべての人に審査が行われ、この審査に通らなければお金を借りることはできません。
それでは、審査において一体どんな部分をチェックしたうえで、可決か否決かを決めているのでしょうか?
それは、主に以下のような部分です。
これらに対してそれぞれ点数を付けて、合計点で可否を判断するスコアリング制を採っている業者が多いようです。職業や年収、勤続年数といった部分は、審査においてかなり重視されますし、雇用形態も審査でチェックされますから、パート・アルバイトの人はちょっと不安になるものですよね。
確かに、雇用形態という点で見れば正社員は有利ですし、パート・アルバイトは不利というのは事実です。しかし、パートやアルバイトだからといって、それだけで審査に落とされるということはありません。
その他の項目に何の問題もなければ、パート・アルバイトでも借りられる可能性はじゅうぶんあります。
特に、クレジットヒストリーはかなり重視されるので、ここに問題がないことが可決の確率を高めます。ここは重要なので、後にもう少し詳しくご説明します。
パートやアルバイトでも申し込みはできるし、審査に通れば借入も可能であることをお伝えしました。ここでは、もう少しその辺りを掘り下げて、パート・アルバイトでも借入ができるようにするための条件を考えてみたいと思います。
最初にご紹介した申し込み条件の中に、「安定かつ継続した収入」というものがありました。ということは、安定収入があれば雇用形態は問わないということです。パートやアルバイトでも、毎月安定継続した収入があれば大丈夫なわけです。
したがって、以下のような点に気を付ければ、可決の可能性がアップすると考えられます。
以下にひとつずつ、もう少し詳しくお話します。
パート・アルバイトと言っても、その内容や期間は様々です。短期バイトを次々とするというのでも、働く日数としては変わらないかもしれませんが、やはりいつ途切れるか分からないので不安定とみなされてしまいます。借入がしたいのであれば、長期のアルバイトを見つけた方が良いでしょう。
また、勤続年数というのは意外に侮れない属性です。長期パートでも、始めたばかりでは安定継続した収入とは捉えてもらえません。
2年以上継続しているとベストですが、最低でも1年程度は続けてから申し込みたいですね。
そして、月々の収入を安定させることも大切です。今月のバイト代は少なかったけど来月はすごく高額になるというように、月によって収入に大きな差があると、返済できない月が出てくる恐れがあると考えられてしまいます。
前章でも触れましたが、雇用形態が不安定なパート・アルバイトの人の場合は特に、クレジットヒストリーが可否を大きく左右します。
クレジットヒストリーとは個人信用情報のことで、過去から現在のクレジットカードおよびキャッシングの利用歴や金融事故歴、申し込みに関する情報などが記載されています。
金融事故があったり申し込みブラックだったりすると、正社員でも厳しいですから、パート・アルバイトではますます借入しづらくなるでしょう。しかし、事故歴がないだけではまだまだ確実に借りられるとは言えません。
したがって、以下のようなクレジットヒストリーを作ってから申し込みをすることが、可決への近道です。
このようなクレジットヒストリーを持つ人なら信用力がありますので、パート・アルバイトでもきっと借入が可能です。
正社員に比べれば身分が不安定な非正規雇用者ですが、安定収入があってクレジットヒストリーに問題がなければ、ほぼ問題なく借入ができることをお話してきました。
では、どの業者に申し込んだら良いでしょうか?「そうはいっても、アルバイトだからちょっと不安…」という方は、やはり大手がオススメです。大手消費者金融ならどこでも悪くありませんが、今回は大手の中でも超有名なアコムをご紹介します。
アコムは、借入に興味がない人でもみんながその名を知っているほど、とっても有名な消費者金融です。有名な大手企業ですから、やはり安心感が違いますよね。それでもここをお読みの方の中には、大手なのに本当にパートやアルバイトでも借りられるのか不安な方もいるかもしれません。
アコムのサイトを見てみると、「パート、アルバイト、派遣社員でも契約はできますか?」という質問に対して、「20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方で、アコムの基準を満たす方であれば貸付可能」である旨が書かれています。
パート・アルバイトでも基準さえ満たせば借りられるということが、サイトにもはっきりと書かれているわけですから、安心して申し込むことができますね。
では、アコムのキャッシングがどんな内容なのか確認してみましょう。
項目 | 内容 |
---|---|
限度額 | 1~800万円 |
金利 | 3.0%~18.0% |
申し込み条件 | ・20歳以上の安定した収入と返済能力を有する人 ・アコムの基準を満たす人 |
必要書類 | ・運転免許証などの本人確認書類 ・源泉徴収票などの収入証明書類 (限度額50万円超または他社との借入総額が100万円超の場合) |
パート・アルバイトの方々の場合は、借入は可能でも限度額という点では、やはりそれほど大きな金額にはならないと思われます。少なくとも初回は最大でも50万円ほどでしょう。したがって、金利は上限の18.00%付近になると思われます。
しかし、50万円未満であれば収入証明書類がいらないので、思い立ったらすぐに申し込むことができます。
先ほど、パートやアルバイトの方は金利が高めになってしまう可能性が大きいことをお伝えしましたが、アコムには無利息キャンペーンがあります。
これは、一定の条件を満たす人なら、契約の翌日から30日間は金利ゼロで借入できるというものです。
その条件とは、
金利がゼロになるなら、高い金利でも関係ありません。限度額が小さい人ほどお得になるキャンペーンですので、アコムを利用したことがない人ならばぜひ、この無利息キャンペーンをうまく使って金利を節約してくださいね。
パートやアルバイトは非正規雇用ですので、審査で不利になることは確かにあります。しかし、ひとつのパートやアルバイトを長期的に継続していて、毎月安定した収入があれば、収入自体がそれほど多くなくても特に大きな問題にはなりません。
勤続年数が2年以上あれば、アルバイトでも立派な安定収入とみなされるでしょう。さらに、適切なクレジットヒストリーがあれば、ほぼ確実に借り入れが可能となります。
不安な方は、アコムなどの大手に申し込んでみるのもオススメです。大手には初めての方を対象とした無利息キャンペーンがあるところが多いので、ぜひ賢く利用してくださいね!
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